北海道はデッカイどう まだ受難編 [旅行]
みなさま こんにちは ササエです
楽しいはずの北海道
やっと1泊目の夜です
旭川グランドホテル
ここは 食事は各レストランで自由に との事
和食のお店はすでに予約で満席
予約は任せる との事なので 色々考えた
イタリアン: 年寄りにピザはきつかろう
中華: ラーメン以外はサル子があまり
お!ここは?
フレンチだけどお値段がカジュアル
って事は お店もカジュアル(だろう)
メインも魚介とお肉と選べる
チャボに訊くと いいんじゃない と言う事で予約
行ってみて し・しまったー
激しく後悔
バリバリのフレンチ
暗雲が立ち込める
ええい ここは腹を据えて頑張るのだ
大人4人はお薦めのコースでメインと飲み物を選ぶだけ
サル子はアラカルトで 鴨の赤ワインソースを
案の定
『お子様向けにバター醤油ソースにお変え出来ますが?』
と
サル子は首を振る
大人味が大好きなサル子
前にも こんな事があった
TDRでペンネのチーズソースを頼み
『こちら ゴルゴンゾーラという癖のあるチーズが入っていますが・・・』
いいんです
臭いブルーチーズが大好きだから選んだんです
いつもいつもお店の人に気を遣わせるチョイス
で
『ありがとう 大丈夫です(にっこり)』
さて
料理が運ばれて来た
珍しい野菜が乗っている
訊いてみるとサボテンの一種だと言う
確かに肉厚 でも癖はない
とにかく野菜が美味しい
さすが北海道
野菜大好きなササエはもう御機嫌
で 前のお義母さんを見て御機嫌はぶっ飛んだ
ナイフ を口にくわえている
あんぐり見て サル子を見るとサル子もあんぐり 目が合った
やーめーてー(ササエ 心の叫び)
ジージは
『サル子はこんな所初めてやろー。珍しいか?美味いか?』
御機嫌だ
しかし ジージすみません
ベビーカーの頃からフレンチやイタリアンでランチ
お値段は勿論もっと可愛いけど ナイフとフォークはお手の物
慣れっこなのです
その間にもグラスのビールを3人で
『わしはもういいで チャボ飲めよ』
『いいで自分で飲めよ』
結局 逆らえないチャボ
あっちにやったりこっちに来たり回し飲み
麗しい親子愛だけど
やーめーてー(ササエ 心の叫び)
(宿泊客はサービスで1杯付くのです)
ササエ 赤ワインにして良かった
最後の飲み物が来ました
ササエは眠れなくなるといけないのでカモミールティー
コーヒーの嫌いな義父母もそれに
(なかなか分かって貰えないので 薬草茶 で納得)
ハーブティーが通じない ヤケクソだぃ
で 又ぶっ飛んだ
お砂糖を入れて飲んでいた義母 ポットを覗き
『まだあるな』
とにかく 残さない人なんである
そこへ チョコ登場
あくまでも お茶のお供
おそらくは 北海道と言えば ROYCE’
サル子にも勧めるが 一つ食べて止めた
目で もういらないと訴える
しつこく勧めるお義母さんに
『もうサル子はお腹一杯ですから(にっこり)』
ここで出た
『ママがそうやって言うもんで 食べとうても食べれんのやわ』
はいはい お気に召さない事はみんなササエのせいですよ
(ササエ 心の怒り)
が
マジで家の冷蔵庫にあるのだ
ホワイトデーに貰ったROYCE’のチョコが
しかも去年だか一昨年だか もう分からないのが
絶対残さないお義母さん 勿体ないと
おもむろにポチャンと
チョコをカモミールティーの中へ
どひゃ
ぶっ飛ばずにおりゃりょうか
びっくりしてまたサル子と顔を見合わせた
たった1日で何度目だ 顔を見合わせたのは
『こっちの方が あもーないなー』
ズズー ズズズー
黒い飲み物が吸い込まれて行く バキュームのお口に
もう カモミールでもなんでもない
やーめーてー(ササエ心からの叫び)
こうして料理の残りもチョコもみんなお義母さんのお腹に納まった
めでたしめでたし
とはいかない===
帰りに ギョッ とした
スリッパーーー
やーめーてー(ササエ心からの からの懇願)
義父母は お風呂へ行く時のみの使用で と言われた
ビニールのスリッパで来ていたのだ
バリバリのフレンチに ビニールスリッパ
コントだったらどんなにいいか
そりゃ 大笑いさ
しかし 自分の身にふりかかると。。。泣きたいよ
(料理の写真は一切ありません お義母さんに
見苦しい
と言われますから( ..) 見苦しい。。。ねぇ。。。誰が?)
まだまだ このあとお風呂があります
お風呂に入らないと終れません
だってお風呂だけが楽しみのササエ
いっそ サル子と二人でと思いましたが
嫁はそんな事出来ません
ここはスパタイプの温泉で 宿泊客は半額以下で楽しめます
まずはお風呂のフロントで料金を
と
お義母さんの声が響きます
『金か 金がいるのか 風呂に入るのに金がいるのか』
もう 止めて下さいーーー
(ササエ 心からの他人の振り。。。したいよ)
何度も説明したじゃないですか 有料だって
聞こえていないのに分かったふりしないで下さい
『かね』 の連呼は止めて下さい
下品過ぎです
せめて料金と
お義母さんはとっても耳が遠い
よって 喋る声は大きいか ゴニョゴニョと聞こえないか
どんなに言っても補聴器は買わない
何年も説得したが買わない
買わないったら買わない
あぁ 穴があったら入りたい
こうなったらお風呂では無視だ
サル子と楽しむべし
寝湯 ジャグジー 低温湯 サウナ ミストサウナ
全部楽しんだ
満喫 満足
生き還る~
カラスの行水のお義母さんは お風呂は楽しまない
流石に姿が消えた
はぁ~
やっとサル子と心から解放
バスローブのまま ラウンジで冷たい物でも飲んで
あ~ 幸せ
『お== なんやここにおったんか』
ギャ 出た===
お願い一人にして(ササエ 心の叫び)
(お・お義母さん お部屋に帰ったんじゃ)
なんだか監視されてる様で心の休まる時がない
まだ1日
長い1日
あぁ 誰か助けて~~~
北海道はデッカイどう 受難編 [旅行]
みなさま こんにちは ササエです
お盆 如何お過ごしでした?
帰省やお墓参り 色々あった事と思います
ササエは苦難と腰痛と洗濯の日々でした
では
ササエのお盆 お楽しみください
~~~~~☆~~~~~☆~~~~~☆~~~~~
その電話は7月上旬に掛かって来ました
お盆に一緒に旅行に行かんか と お義母さんから
今からお盆の旅行?
取れるの?って言うかサル子がなんと言うか
。
。
。
2日後 ササエは旅行会社にいました
メールでチャボとやりとりしながら即決
土日をまたぐとホテルが取れないのは必至
金曜のこの日でも 部屋が思うように取れなかった
行きたくないと言うサル子を拝み倒しての出発
あっと言う間にやって来た出発
気の重い出発
こんなに気の重い旅行は初めて せめて写真でも
しかし
受難はすでに空港から始まった
『S様 搭乗ゲートまでお越し下さい』
。
。
ゲートの内で小さくなって待つササエ達
。
。
『S様 至急搭乗ゲートまでお越し下さい』
S様
30分前までにここをお通り下さいと申し上げましたよね
はぁ 言ってありますけどトイレが。。。ゴニョゴニョ。。。
(お義母さん トイレはさっきも行ったじゃないですか)
そんな事はこちらには関係ございません
プイ
そっぽを向かれた
何故ササエが怒られる?
チャボは何も言わない
その場の空気に耐えかねて
ササエはサル子と機内へ走った チャボを置いて
離陸した機内アナウンスでは
当機は〇〇分遅れで出発致しました と
(聴き取れなかった)
お義母さんは
わしのせいか? へへ すまんな~ へへ
笑っている
お義父さんも
こんな事はよーある事や いちいち気にせんでえー
途中でつじつま合わせるで
個人が遅らせるって。。。ないよ(ササエ心の叫び)
あるある よーある事や 普通普通 重ねてお義父さん
心の叫びが聞こえたか?
おおらか おおらか過ぎる
このペースに付き合うんですよね
帰りたい。。。
機内では サル子とササエ 後ろにチャボ親子
隣にいるんだからチャボも少しは真面目に注意してよ
何故 息子は母親に何も言えないのか
サル子はお盆に出た大量の宿題を前倒しでやり
出来なかった分は 日付を割り振って持って来た
早速 開いてやり始めるサル子
佐渡島を見ながら あっと言う間に着いてしまった
ここは何平野だろう。。。本州?道内?
どっちでもいいから 早く着いて
アナウンスでは
『当機は定刻を15分遅れて到着致します
皆様にはご迷惑をお掛けして・・・・・』
ヒィー やめてくりー (ササエ心の叫び)
後ろでは
あんたのトイレのせいで15分遅れで着くと とチャボ
ほーか そりゃすまなんだなー とお義母さん
こんな事はよー よーあるって事よ とお義父さん
3人共笑っている
楽しそうだ 何故笑える?
ササエは笑えない
このせいで 乗り継ぎの予定が変わった人が何人いるか
そんな事は考えない親子
人に迷惑掛けるなよ が口癖のお義母さん
あなたが一番迷惑掛けてますよ (ササエ心の叫び)
出発からしてこれだ
これからどうなる事やら
すでにモーレツに帰りたい気分のササエ
旅行会社では 空港から旭日山動物園へ行って
時間があれば富良野をフラフラされては?
と言う話しだった
が
これがいかに無謀だったか 後に知る事となる
サル子ラブ のジージ
最近 片想い気味ね
お昼を食べ 車が出発すると睡眠3時間のササエはグッスリ
着いてみると 閉館まで2時間しかない
ヒェ~ 話が違う~
とにかく 目的の動物だけは見たい
アザラシとペンギンと白クマ
急げ 急げ
で
ペンギントンネル
下から見るとお腹が白いのは保護色だそう
確かに水面が光って保護色
機嫌がイマイチのサル子
雛を抱くペンちゃん
卵を抱くペンちゃん’S
みんな足元がぷっくりしてる
一番見たかった アザラシ
上がる と必ず下がる そう
しばし待つ
ほぉ~ 来た
サル子 ほれ入れ
白クマさんは ご飯の時間なのか中に入りたい様でウロウロ
雨も降って来た
お土産も見た
やっとホテルだ
お義母さんがここでボソッと
『もうちょっとゆっくり見たかったな』
だったら 空港で20分×2回も
トイレに行かないでよ
(勿論 心の叫び)
やっとやっと1日終った と思っても
ホテルに着いてからも 受難は続くのです